私自身の健康への取り組み

 

 

現在、近隣の商業施設で開業している、「Dr.ストレッチ」で、さび付いた私の身体の筋肉を、気持ち良く伸ばしてもらう施術を受けています。

本当は、気持ち良いと言うよりは、その時は、うめき声を上げてしまう位、痛みを伴います。施術を受けた当初は、翌日筋肉痛も伴いました。

 

そして、何より新鮮だったのは、自分の関節可動域が広がると、以下の様な不思議な現象が出てくるようになりました。それは、脳が動けと命令する→神経筋伝達機構を介して筋肉が収縮・弛緩をする→日常生活動作が実行される。

 

 

この一連の流れの中で、筋肉や靭帯がストレッチで徐々に伸びてくると、自分の脳が命令した以上の動きで、意図していない反応を身体がしてしまうのです。

 

例えば、お醤油を取ろうとしたり、階段の上り下り、歯科治療の細かい作業などで、脳はここに動け!を指令を出した後、ハイ解りました…ご命令に従い、筋肉を適切な量で動かしますよと言う時に、思いとは違う所に着地してしまうのです。

お蔭で、階段を踏み外しそうになったり、卵を割る動作の時に、思いのほか力が強く入り過ぎて、卵を割ってしまったり、面食らう事も多かったです。今までの私は、関節と筋肉は固まってしまっていても、それはそれなりに適応していたのですね。

 

これには、最初のうちは戸惑いました。でも、新しい変化に順応するようになると、3週間程度で、再び一定の動きが出来るようになりました。これから還暦に向けて、転倒による外傷など、注意しなければならない年齢に差し掛かります。五十肩も出始めた昨今、このストレッチによる新しい感覚の体験は、もうしばらく続けてみようと考えています。