このブログでは、私の日常について、備忘録のような形で公開しています。既に、私のライフワークである「トンデモ科学好き」に関しては、カミングアウトしてしまいました。
実は、もう一つのこだわりとして、「萌え」への探求も継続中です。今年の締めくくりに、こちらについても、カミングアウトをしておこうと思います。
なぜ、還暦前のオヤジに「萌え」が必要なのか?大公開しちゃいます。
私は、「萌え」から、何を学び、何を得たのか?…お伝えしていこうと思います。
【私の日常】…の中で『日常』を語る
このブログのカテゴリは、「私の日常」を中心にご案内していますが、その中で、『日常』について、ご紹介しておこうと思います。何のこと?と、思うかもしれませんが…。
『日常』とは、作者:あらゐけいいち氏による日本のギャグ漫画です。作者が群馬県の出身なので、都会から離れた、少しだけ田舎風の郊外にある「時定(ときさだめ)高校」が舞台の学園コメディです。KADOKAWA(旧角川書店)の『月刊少年エース』で、2006年12月号より連載が始まりました。さらに、京都アニメーション制作で、2011年4月から9月までテレビアニメが放送された。
オフィシャルサイトから引用:https://www.kyotoanimation.co.jp/nichijou/nichijou.html
代表的な、日本のサブカルチャーの作品で、番組終了後7年経過しても、一部に熱狂的なファンを抱えています。(私もその一人です)
さて、この「日常」の作品には、学園コメディと並行して、主な登場人物として活躍する、『東雲研究所』と言う一軒家があって、こどもの「はかせ」と言うキャラクターと、「東雲なのちゃん」と言う高校生が登場します。(東雲は…しののめと読みます)
実は、なのちゃんは、はかせが作ったロボットと言う、奇想天外でハチャメチャな設定です。
この、なのちゃんは、背中にゼンマイの大きなつまみが刺さっていて、その事が本人には、とてもコンプレックスになっています。常に普通の女の子に見られたいと言う欲求がありますが、はかせは、その部品を取り外してはくれません。非常に素直で健気で、「こんなにいい子は、いないよね…」と言うくらい愛おしいキャラです。
全26話です。私は、1話から最終話で、ざっと5回は繰り返し見直しています。
そして、とうとう、好きが高じて、フィギュアまで手に入れてしまいました。
この日常と言う作品には、「萌えぇ~」と「笑い」が随所に盛り込まれ、脳内を安静にするキーワードが、魔法のように散りばめられています。
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さて本題は…ココからです。
私は、仕事で嫌な事があった時、創作活動で行き詰った時、アイディアが出て来ない時などに、この『日常』のアニメを、ひたすら、見直すのです。
すると、不思議に気持ちが安らぎ、精神が平静に戻ります。笑ったり、萌え気分になると、一旦気持ちがリセットされて、日頃の緊張から解き放たれます。
脳内には、緊張した時のβ波とリラックスした時のα波が出ています。
α波は、覚醒と睡眠の間に出るα波は、気持ちが落ち着いて、精神活動が旺盛で、意識レベルが高まっている状態の時に出てきます。
β波は、心配事があったり、パニック状態、怒って批判したり、また、警戒心が出たり、集中して注意深く考えたりした時に出てきます。
断言しても良いですが、私の場合は、この『日常』と言う作品を見ている時に、リラックスしたα波が出まくっている状態になります。
そして、この状態がしばらく続くと、頭の中で、「アイディアの扉」が、ゆっくりと開きだし、「ハッとひらめいて…」良い文章が源泉のように湧き出てくるのです。
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門、研究院教授の矢澤一良先生は、ストレス社会における現代人の疲れた状態を、『脳疲労』と称しています。
矢沢先生が提唱する、脳疲労のチェックリストを以下に引用して上げてみます。思い当たる項目が幾つあるか?チェックしてみましょう。
① 食事がおいしくないと感じることが多くある
② 夜中に目が覚めやすい
③ 便秘がちである
④ 集中力が続かない
⑤ 最近、判断力が低下したと感じる
⑥ 物忘れが多い
⑦ 考えがまとまりにくい
⑧ 体を使わないのに疲れを感じる
⑨ 無気力になることがある
⑩ いつもイライラしている
⑪ 気持ちが沈んで暗い気分になる
⑫ 何もないのに不安に感じることが多い
如何だったでしょうか?
私の場合は、3項目が当てはまりました。
「ストレス」という概念は、心身不調の原因や身体からの反応として、普段の日常用語にもなっています。職場、学校、対人関係で、ストレスを受けてから、いきなり障害が生じる訳ではありません。
1.最初はストレスを受けた原因に対して「何か、嫌な事が起きたぞ」と心身が反応します。この時期を、「警告期」といいます。
2.でも、入ってきたストレスに対し、最初の内は、何とか頑張って乗り越えようとします。この時期を、「抵抗期」といいます。
3.やがて、頑張り過ぎて、そのストレスが慢性的な物になってくると、精神は疲れ果てます。この時期を、「疲弊期」(ひへいき)と
言います。
私は、この警告期→抵抗期→疲弊期に至る状態を、「脳疲労」と勝手に解釈しています。
所で、このチェック項目をよく見ると、東洋医学の体質にも似ている物が散見されます。
特に、
●漢方におけるストレス体質の「肝気鬱血」体質と、
●脳血流が少なくなってボンヤリ疲れてしまう「気血両虚」
に、チェック項目が、ピタリと当てはまるのです。
そうであれば、脳疲労を取り去る方法は、東洋医学でも対処法が出てくるはずです。
「肝気」は、スムーズで伸びやかでいたい性質があるので、「萌え~」を応用したリラックスが有効ですし、「気血」は、気持ちが揺さぶられてシェイクされると、初めて動き始めるので、「笑い」が、とても有効なのです。
現在、2冊目の商業出版の原稿を執筆しています。
「萌え~」と「笑い」を活用しながら書き上げた先に…「ある結論」に辿り着きました。
実は、脳疲労を取り去る方法は、「萌え~」と「笑い」だけでは…無かったのです!
私は、『日常』を見て、脳疲労を軽減しながら、皆様のお役に立つメソッドをひねり出しました。
そして…そして!
ナント、脳疲労を取り去る方法は、『日常』のアニメを見なくても、私が専門としてきた、
「歯科領域」と「漢方薬」と「鍼灸治療」の中に、その答えは隠れていたのです。
もっと、短時間で、スッキリすると脳疲労を解消する方法が見つかったのです。現在は、出版前なので詳細をオープンにする事が出来ません。紹介したくって、ウズウズしているのですが、いま暫く我慢です。
もうすぐ、このブログでも大々的にお披露目する事が出来そうです。
ありがとう!『日常』、作者のあらゐけいいちさん、感謝します。先生のお蔭で、脳疲労を解決する方法が見つかりました。