先月のブログで、「私の投稿が…師匠の役に立つ」をお届けしましたが、
https://www.nakajomotoo.com/nichijo-20181229-5/
その師匠である、倉園佳三(以下、ZONOさんと略)さんから、素敵なプレゼントが届きました。
実はZONOさんは、2月に新刊本を発売します。師匠が執筆した渾身の1冊なので、もちろん、発売前に先行予約をしましたが、それとは別に、発売前のゲラ刷りをまとめた、「特別装丁本」が、私の手元に届きました。改めてZONOさん、ありがとうございました。
本のタイトルは、「グッドバイブス ご機嫌な仕事」インプレス社、です。
表紙をめくると、タイトルと共に、私の名前入りのサインを頂きました。
所で、その脇に置いてあるものは何でしょう?ペーパーウェイトではありませんよ。
実は、これ、シンアツシン(コノコ社製)と言います。
先端に針状の物が何本も植わっています。本体が携帯電話のようにバイブレーションするので、目的のツボにブルブル・チクチクした刺激が届きます。針先が皮膚を貫通する事は無いので、ハリ治療より穏やかですが、経絡敏感体質の私が、このマシンを使って自分の身体のツボに刺激を与えると、全身にビビビッとした「響き」を感じて、シンアツシンだけでも一定のツボ効果が出てきます。
実は、ツボの中には、集中力を高め、記憶力を活性化させるツボが存在しています。
私は、本や論文を読むときに、そのツボにシンアツシンの刺激を与えて、頭の中をスッキリさせながら読書するようにしています。
つまり、グッドバイブレーションを身体に注入しながら、「グッドバイブス」の本を読むのです。
そのツボの名前は、2種類あって、「神門」(しんもん)と「合谷」(ごうこく)です。
● 神門…手首の付け根に位置し、手首の横じわの小指側の少しくぼんだ所にあるツボ
神は、東洋医学では、「心」にもつながり、このツボを刺激すると、自律神経のバランスが整い、気持ちが安静に向かいます。臨床的には、神経症、不眠症などにも応用しますが、意識がシャキーンとする感じが味わえます。
● 合谷…手の甲を上にして、親指と人さし指の付け根の間で、一番盛り上がっている場所
こちらも緊張感を和らげるツボです。特に腹式呼吸がしやすくなるので、イライラしている時などの気持ちの切り替えには有効です。
この効果は絶大で、「神門」と「合谷」のダブルパンチでツボ刺激を行うと、不思議と意識が集中して来るので、まず、「速読」が出来るようになります。それでいて、重要なフレーズに目がよく留まる様になり、読後でも、そのイメージが明確に残ります。
実は、この特別ゲラ刷り装丁本は、ZONOさんが、心を込めて1冊1冊手作りで製本してくれました。しかも20冊限定です。
この装丁本の表紙の色は、赤色ですね。所が、実際に発売される時には、深緑色に変更になったようです。私も出版の経験があるので心得ていますが、ここまでの直前になって、表紙のデザインが変更になるのは、非常にマレだと思います。
恐らく、ZONOさんには、何らかのインスピレーションが働いて、緑色に変更したのでしょう。この緑色は、イメージで言うと、「スタバ」のロゴデザインの色です。もしかしたら、スタバで本を読み進めていると、保護色のように店の雰囲気によく馴染むのではないか?と思っています。
所で、最初の赤色と、今回の緑色は、「補色」の関係にあります。両者が合わさると、赤色はさらに引き立ち、より目立つように見えてきます。それは、野に咲く真っ赤なバラの花びらが、鮮やかに見える事と同じです。バラの花びらは、周りの葉の緑があって、補色の関係で、より引き立って見えるのと同じです。
この赤本と緑本を持っているのは、世の中で、たった20人です。恐らく、本物の本が届いた頃には、読了していると思いますが、もう一度、両者を並べて、書評のレビューを書いてみたいと考えています。
改めて、ZONOさん、ご出版おめでとうございました。