グッド・バイブスをやってみた…ご機嫌な仕事を→「超ご機嫌な仕事」にする方法

 

【グッド・バイブスを2つ以上持つ事】

以前のブログでご紹介した、倉園佳三さんの著書、先行予約をしていた本が、私の手元に届きました。

 

『グッド・バイブス、ご機嫌な仕事』(インプレス社)です。(以下、ZONOさんと略します)

 

これで、赤い表紙の特別装丁本と緑の表紙の発売バージョンの2冊が揃いました。

 

1か月間で、2回分読了しました。その中で、頭の中でグッドバイレーションが駆け巡り、

 

ご機嫌な仕事を、「超ご機嫌な仕事」にバージョンアップする方法は無いものか?について、考察してみました。

 

私には、生活を進める上で、有償・無償に拘わらず、アドバイザー、コンサルタント、師匠格に当たる方々がいます。ざっと思い浮かべるだけでも…、

 

● WEB集客アドバイザー

● 出版アドバイザー

● 税理士さん(メインとセカンドオピニオンの2名)

● 薬事・法律関連のアドバイザー

● 人生の生き方を学ぶ、倉園佳三さんや、お笑い芸人で絵本作家の西野亮廣さんなどです。

 

こうした多くの方から、新発想や気付きの心をご教示頂いております。

 

さて、読後のレビューとして、『超ご機嫌な仕事』を生み出すための、モデルケースをストーリー仕立てにして考えてみましょう。

 

① 例えばここに、渋谷や原宿で影響力を持つ、茶髪の可愛らしいお嬢さんがいると仮定します。

名前を「なのちゃん」と言います。彼女は、流行の最先端を行くようなコギャルで、

ファッションもイケています。LineやTwitterのフォロワーも大勢抱えています。

既に、意識しなくてもグッド・バイブスを実践しています。

(写真と記事の内容は、無関係です)

 

 

 

 

 

 

 

 

② さて、彼女は、さらなるステップアップを目指すために、

「ネイルアート」に興味を持ち、

原宿でサロンをオープンさせました。

「あの、なのちゃんが、お店を開いた」と言う事で話題になりましたが、

本人は、超ご機嫌な仕事にまで昇華出来ていません。

 

何故でしょうか?

 

もし、私がコンサルタントだったら、「超ご機嫌な仕事」を生み出すために、

以下のようにテコ入れを指南するかもしれません。

 

 

まずは、なのちゃん本人に、子供の時から、どんな人生を歩んできたか?のヒヤリングを行います。

そして、過去から現在に至るまで、どんな事に興味を持っているのかを聞き出します。

この興味レベルは、チョット好きと言う段階ではなくて、寝ても覚めても、思いを寄せている事で、

その事について語り出したら、プロ顔負けの分野でなければなりません。

 

 

③ 実は、なのちゃんは、「盆栽」が趣味レベルを超える位、知識が豊富でした。

何故かと言うと、子供の時からお爺ちゃん子で育てられ、庭いじりを兼ねて、

お爺ちゃんから盆栽の事を聞かされて成長してきた経緯があるからでした。

 

 

 

【考察】

ご機嫌な仕事を…超ご機嫌な仕事に昇華する方程式は、全く異なる分野の「グッド・バイブス」を2つ以上持つ事が重要だと、私は考えます。

 

カリスマ・コギャル+ネイルアート

カリスマ・コギャル+盆栽

 

この違いは何に由来するのか?考察してみましょう。

 

お笑い芸人にして絵本作家の、西野亮廣さんは、以下のように解説しています。それは、

 

興味を持った分野の…距離感が重要だと説いています。

 

A地点とB地点の、距離が離れていれば、離れているほど、グッド・バイブスの共鳴音は高くなるのではないでしょうか?

 

カリスマ・コギャル+ネイルアート=近い分野

カリスマ・コギャル+盆栽=離れている

 

ココが、重要なのです。

 

もし、仮に、なのちゃんが、若い子の感性で、盆栽にコギャルっぽいデコレーションを施して、

「ギャル・盆栽」なる物を世に出したらどうでしょう。

 

そんな事をしている人は、殆どいないので、いきなりバイブレーション全開です。

そして、ギャル・盆栽を、動画サイトに投稿すれば、世界中から称賛を受けるかもしれません。

 

全く新しい、独自ブランドが一つ完成する訳です。

 

さらには、なのちゃんが、仮に介護士の資格を取ったらどうなるでしょう。今度は、C地点が出来上ります。

 

カリスマ・コギャル+盆栽+介護士=超ご機嫌な仕事のトライアングルが完成

 

自分が作ったギャル・盆栽を、お年寄りの方にプレゼントして、楽しそうにほほ笑む情景を想像してみて下さい。もはや、誰も追いついてこられない、超ご機嫌な仕事の完成です。

 

故スティーブ・ジョブズ氏は、

 

「創造する事は、結び付ける事である」と言う金言を残しました。

 

一見、関係なさそうな分野どうしを結び付ければ、直接競合は、まず存在しません。

 

 

実は、私も15年前、

「ドリルを全く使わない…歯科医院経営は、出来ると思いますか?」と言う質問を、先輩の歯科医師の先生や、同級生に聞いて回りました。

 

皆さんからの回答は、

「無理・絶対に無理!そんな事、やめておけ!オレ達は、歯を削って家族を養うんだよ…」

 

ほぼ全員が、こんな感じでした。でも、コレって、よくよく考えてみると、実は、誰も参入していない、ライバルが存在しない市場だよなぁ…と、発想を180°変えて、チャレンジしてみたら、15年後には、本当にドリルを持たない歯科医院が出来上がりました。当院は、歯医者さん特有の、「キュイーン」と言う嫌な音が、一回も医院に響き渡りません。

 

つまり、私の場合は、

A地点:歯科医療

B地点:鍼灸師

C地点:漢方処方=口臭治療 と言う公式を、ひねり出した訳です。

 

 

この地点を定める過程で、最も注意しなければならない事が一つあります。

 

それは、

 

ウリウリの心で、A地点を見つけてはいけない…と言う事です。

生まれた時から、何故だか解らないけど、不思議な「衝動」に導かれて、一つの分野に興味を持ち、誰に強制される訳でもなく、その事考えているだけで時間が早く過ぎ去り、その分野を大人になるまで探求し続け、語り出したら止まらない…。そんな地点登録が重要なのです。

 

もしかしたら、この衝動が、ZONOさんの提唱する、グッドバイブレーションなのかもしれません。

 

もし若い方が、「これから何をしたら良いか?自分の将来の方針が見つからない…」と言う、お悩みを抱えている方がおりましたら、

 

子供の時から、何に興味があったか?自問自答してみる事です。

「オタク」…大いに結構です。

自室にこもって、「ゲーム三昧」…ぜんぜんOKです。

 

ただ、ここで、死ぬほど重要な事は、

オタク+ゲーム三昧を結び付けてはいけません。

 

全く関連性のない分野同志を結び付けて、そこから新しい何かを想像する事が、超ご機嫌な仕事を見つけ出すマル秘メソッドだと、私は考えます。