10月27日(日)、かねてより親交のある、小原田夫妻が主催する、「いるかの学校」に参加してきました。
校長先生である、「やっさん」こと、小原田泰久さんが、開校のご挨拶をして、奥様である小原田弘美さんの導きで、潜在意識に問いかける退行催眠など、色々なセッションを受けてきました。
ご主人のこれまでの来歴は、こちらのリンクに示しています。
中国の一人旅の話、恩師の先生との出会い、気功への研鑽、奥様との出会いの経緯、イルカの癒し効果などなど、どれも、興味をそそる内容でした。
その中で、「ハイゲンキ」と言う、氣の流れを整える治療器が紹介されました。中川雅仁先生(故人)が考案した、ツボに氣を流す装置です。
実は、私もツボ刺激を臨床に導入しており、シンアツシンと言う機器を活用中です。
でも、小原田さんが紹介してくれた、「ハイゲンキ」は、私が使っている物よりも、もっと凄そうです。
奇跡の様な治療効果が報告されています。
私も鍼灸師の資格があり、氣の流れを整える教育は受けてきました。西洋医学を標榜する先生の中では、かなり柔軟な思考の方だと考えています。
その中で、鍼灸の夜間専門学校に通っていた時から思っていた疑問なのですが、例えば、
●全く同じツボの位置に
●同じ材質・規格の針を刺入し
●深さ・角度も全く同じように施術をしても、
ベテランの鍼灸師の先生と、1年生では、出てくる結果に「違いがある」のです。
仮に、鍼灸治療が、科学の土壌に立って評価するならば、同じ内容の治療を施せば、同じ効果が出て来なければなりません。鍼灸治療が、正当科学で評価されるためには、何処で・誰が・何回やっても同じ結果が出なければ、再現性が得られたデータとは言えなくなります。
そうなると、この結果の違いは、もしかしたら、施術者が本来持っている何かの違いに起因している事になります。それが、針以外の物であるならば、極論すれば、針を打たなくても良い事になってしまいます。
それでは、この違いは、何に由来しているのかと言えば、在り来たりですが、やはり「氣のパワー」によるものと考えざる得なくなっていきます。
ハイゲンキは、ヤフオクにも出品されています。状態の良い物を購入して、臨床応用してみようかと思案中です。
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所で、セッションは、顕在意識を離れ、潜在意識に問いかける、催眠療法に移行して行きました。合計3回、施術をしました。
1回目の退行催眠では、奥様の弘美さんの導きで、半瞑想状態に入って行きます。この日は、会場の周りの商店街で、ハロウィンイベントが催され、かなり街頭がうるさかったのですが、目を閉じてリラックスした状態になると、そうした雑踏の雑音が、全く聞こえなくなりました。
部屋の中にも、ヒーリングミュージックが流れていたのですが、その音楽も聞こえませんでした。
催眠と言っても、唐辛子を食べてみて甘く感じるとか、今から犬になったので、3回回ってワンと鳴いてみる…と言う様なテレビ的なものではありません。
どちらかと言うと、脳内に浮かぶビジョンを観察して行くと言う感じです。
その時に見た光景は、真っ暗な空間の中に、ポツンと浮いているようなイメージでした。とても不思議な感じでした。実際の弘美さんの誘導は、お花畑をイメージする流れだったのですが、私は、違った場所に行っていたようです。
2回目の催眠は、浅かったのでスルーです。
問題は、最後の3回目です。アナタにとって重要なもの、大切にするべき事象を見に行きましょう。と言う事で、催眠に入りました。
瞑想が始まった直後から、「青魚」の臭いが私の周りに広がりました。私は頭の中では、
「ハハーン。商店街のイベントで、サンマの塩焼きを振る舞うイベントをやっているな?」とぼんやり考えながら催眠は続きます。
すると、川の流れに沿って、私の両掌の上に、生サンマではなくて、焼いたサンマが出てきたのです。
覚醒した後、どの様なビジョンが見えたか?語り合います。私は、まず始めに青魚の臭いが立ち込めてから、サンマの塩焼きのイメージが実体化した…と、説明しました。場内には笑いが起きます。
でも、講師の弘美さんは、
「中城さんは口臭治療をしているので、ニオイに関するものが、イメージに出てきたのでしょう。これは、今の取り組みを、そのまま掘り下げて行きなさいと言うメッセージなので、大丈夫ですよ」と言うアドバイスを受けました。
そう言えば、私は、治療のアイデア・執筆のテーマなどは、就寝前の半睡眠の時に、パッと閃く時があります。これは、もしかしたら、自分の潜在意識とつながり合っている状態かもしれないので、これからも継続して行こうと考えています。ひょっとしたら、またトンデモないアイデアが浮かぶかもしれません。その時は、またご紹介と考えています。