去年から神々とのコンタクトや、神社巡りを始めた私にとって、ドンピシャの企画がある事を知り、国立美術博物館で開催中の「出雲と大和展」を見てきました。
もちろん、チケットは「ヤフオク」で落札して、実売価格よりも600円安く購入できました。また、駐車場確保は、以前のブログでもご案内した、予約サイトの「akippa」(あきっぱ)を活用したのは言うまでもありません。上野周辺は、コインパーキングは、1時間の相場が600~800円です。今回見つけたakippaの駐車場は、終日1430円で停めることができるので、充分コスパが良い感じです。おかげで、時間を気にせず、ユックリ鑑賞が出来ました。
今回も、個人宅の駐車場を有料でお借りしました。幅広スペースなので、隣の車の「ドアパンチ」の心配もありません。
さて、実際の「出雲と大和展」は、重要文化財・国宝など展示物が豊富で、見る者を圧倒する重厚感を伴う展示でした。
展示方法は、2部構成になっていて、弥生時代から始まる「出雲大社」を中心とした島根県由来の出土品と、奈良時代に移った「大和朝廷」の古墳から出土した展示物を見ていきます。日本のルーツの歴史的な変遷に焦点を当てています。やはり、神様への畏怖の念が感じられて、勉強になります。
弥生時代は、農耕民族の始まりにより、土器・農耕具・埴輪・動物を神格化したオブジェなどがある一方、奈良時代からは、仏教が伝来した事により、ヒト型を模した木を使った神仏像の展示が多く、力強く荘厳な感じになっており、全く趣を異なる感じでした。
私の個人的な感じでは、弥生時代の方が興味を持ちました。
やはり、鹿や馬などの生き物に対しても畏敬の念を持ち、五穀豊穣を願う日本人の感性には心打たれるものがあります。
その中で、ソッチ系が専門の私としては、どうしても、一つ確認しておきたい展示物がありました。出土した銅鏡です。Youtubeで不思議情報を発信しているHayashi Hiroshiさんの以下の動画を参考にしてみます。
動画開始4~10分のあたりを見て下さい。
卑弥呼の鏡には、真ん中に半球状の出っ張りがあり、そこに残る文様が、地球儀の地図とぴったり一致していると主張しています。動画を見ると、なるほど似ていなくもないな…と思います。もし、そうした事があるのなら、出雲と大和展に展示されている多くの銅鏡にも、同様の柄が印記されている可能性があります。期待をもって展示物の鏡をジックリと見てきましたが、ハッキリと地球儀の世界地図と合致する絵柄は確認できませんでした。
ただ、同氏の着眼点には一考の価値があります。これからもオモシロ真面目に世の中の不思議を探検したいと考えています。