外出自粛の中、明治神宮に出向き、神様に祈りを捧げてきました。

 

4月某日、都内は外出自粛要請により、日曜日でも都内の幹線道路はガラガラで、ヒトの動きが無くなりました。

 

そんな中、新宿で寮生活している息子に、薬の届け物があり、私達夫婦の方から自家用車で出向き、受け渡しの機会を持ちました。息子の方から電車で来てもらうよりは、コロナに感染するリスクが少ないと判断したからです。

 

息子は、思いのほか元気で、逞しく自分の人生を歩んでいるようでした。

無事に荷物の受け渡しも終わり、早々に息子とバイバイします。日曜日の午前中の予定は、これで終わりです。東京都は、不要不急の外出は慎むように要請を出していますが、反面、「三密」ではない、公園の散歩、軽い運動などは禁止していません。

 

そんな訳で、午後は明治神宮に散策に出かけました。例によって、駐車場検索サイトの「akippa」で近隣の駐車場を探します。新宿から代々木は、目と鼻の先です。本当に道路はガラガラで、ゴーストタウンのようです。

 

普段なら30分くらいかかる道中が、10分程度で目的地に着きました。

 

お昼時なので、ランチを食べに原宿に出向きますが、ラフォーレ原宿周辺は、シャッターを下ろして、オシャレなお店が軒並み閉店しています。ようやく見つけたお店も、吉野家の様などんぶりチェーン店だけでした。腹ごしらえが終わり、まず、代々木公園に向かいますが、ナント、コロナの影響で、入口の門は「閉鎖されていました」

 

園内には、カラスが占拠しており、園外から見守る私たちに向かってキョロキョロしながら、「アレ、どうして入ってこないの?」と言う様な目線でこちらを見ています。

 

入口の閉鎖を確認した所、突然、カミさんの記憶のフラッシュバックが起こり、

「50年以上前に、家族で遊びに来た時に、確かにココに、お父さんは車を路駐していたわ」と、言い出しました。現在は趣も変わり、昔とは異なり、花壇が用意さていましたが、「間違いなくココよ」と言いながら、周りを見渡します。

 

代々木公園には入れなかったので、明治神宮に向かいます。

幸い、開門していました。

 

公園は封鎖するが、神様を祀る神社は、コロナ位では門を閉じる事は無いぞ!と言う「覚悟」が伝わってきました。

 

それにしても、すれ違う人通りは少なく、ひっそりとしています。

参道を通り、本殿に向かいます。

 

全く知らなかったのですが、明治神宮は、2020年11月1日に建立されてから100年になるそうです。参道には、今までの歴史がパネル展示されています。

 

社務所に出向き、御朱印と初穂料を払ってご祈祷のお願いをします。日曜日にも関わらず、なんと、私達夫婦だけでした。

 

ご祈祷が終わった後、時間に余裕が有ったので、宮司さんのお言葉を頂戴しました。

ナント、毎日、毎朝、神主一同が集まり、拝殿でコロナの影響が早く過ぎ去り、東京都民の健康に過ごせるように、一丸となって、神様に対してお祈りを捧げてくれているようです。

 

祈り(「意」「宜り」)のパワーは、絶大だと思います。神様に仕える方々が、一斉に祈りの思念を送って下さっているのです。恐らく、神様の御心によって、東京では感染爆発が起きる事は無いでしょう。

 

本当に有り難い思いで一杯です。