4月の時点で、コロナ肺炎の終息する気配は、全く見えていません。中城歯科医院の口臭治療に関しても、キャンセルが相次ぎ、存亡の危機にまで至ってしまいました。
こんな状態が、6ヵ月も続いたら、政府からの支援があっても、あらゆる業種で閉鎖する所が出てくるでしょう。
私には、WEB集客と出版の分野で、2名のコンサルタントのアドバイスを受ける師匠がいます。このお二人の導きによって、還暦オヤジでも、何とかビジネスを成立させてきました。ついこの間まで、年齢でいえば、「一回り」年下の方にこうべを垂れて指導してもらってきましたが、いつの間にか、「二回り」若い方のアドバイスを聞かないと学びが得られなくなってきました。
今回の件に関して、2名のコンサルタントの方に相談した所、どちらの方も同じような指導をしてくれます。
「不況だ・不景気だ…と嘆く者は、レッドオーシャンにいて不満を言っているだけだ」
「いつの時代も、必ず景気の良い者はいる。重要なのは、イケてる市場は常にシフトしているので、採算の取れなくなった市場にしがみついて不平や不満を言うのではなく、顧客の心理を考え抜いて、真っ先に『新しい市場』を見つけ出し、埋もれている需要を掘り起こす事が重要なんだ!」
と、アドバイスしてくれています。
進化論で有名な、ダーウィン曰く
「生き残るのは、最強の種でも、最も賢い種でもない」
「環境の変化に、いち早く適応した種だけが生き残る」と、説いています。
そんな訳で、口臭治療を、どの様に「環境の変化に適応させるか?」について、自宅で自粛要請の中、沈思黙考して考え抜きました。
【テレワーク・口臭対策プログラム】
何とか、当院で施術している治療プログラムを、通院という形態をとらずに、自宅で再現できないものか?
キーワードは、「自力で」「根本から」が求められます。
すると、以下のような通販商材をつくれば、目的が叶うのではないか?と、考えてみました。
① 対面での問診は、遠隔治療として「ZOOM」などのアプリを使えば成立しそうです。
② 除菌療法に関しては、機械的な歯面清掃については出来そうですが、マウスピース除菌は、難しそうなので、代案を用意する必要がありそうです。
③ 漢方処方に関しても、WEB問診と並行して舌診をすれば、口臭支援薬局さんから通販できそうです。
④ 口臭測定は、専用の臭気袋を活用すれば、日常生活の口臭の発生を汲み取る事が出来そうです。この辺の取り組みは、環境臭気測定メーカーとして「口臭のセカンドオピニオン」を実践してきた、臭気判定士の松林宏治様からの監修も、非常に役に立っています。
良く考えれば、現在、私が取り組んでいる、メールでの問い合わせの仕事を、さらに一歩進化させれば、医院までお越し頂かなくても、ZOOM会議などで、患者さんと接する事はできそうです。
現在、急ピッチで商材を開発中です。ゴールデンウイーク中には、完成させてお披露目できそうです。