雑誌取材やテレビ出演をすると、家族で1回食事に行ける位の監修費が、「お駄賃」として貰えます。殆どの場合、出版社や番組制作スタジオ宛に、私の方から「請求書」を発行する流れになります。その際、どうしても書面にハンコを押す必要があるのですが、アナログでやろうとすると、結構面倒くさいのですね。
●一定の書式で請求書を作成する
●プリントアウトして、リアルなハンコを捺印する
●朱肉が乾くのを待って、スキャナで画像を取り込む
●その文面を添付ファイルにして、先方にお届けする
ざっと、こんな感じです。
毎回、こうやって取り組んでいましたが、何ともスマートでは無いです。コロナ肺炎の昨今、出来るだけビジネス書面は、ハンコレスにしようと言う動きもありますが、現状、日本の社会は、まだまだ「ハンコ文化」が残っています。
そこで、今回、私が取り組んでいる、「電子ハンコ」を用いて、印面を作成してみました。
①電子ハンコを無料サイトで作成する。
私がおススメなのは、このサイトです。
http://www.hakusyu.com/webmtm/
右上の名前入力欄に、自分の名前を入力して、作成ボタンを押せば、いきなり出来上がります。
そんな感じで作ったのが、以下の印面です。
ベタッとした陰影では無く、かすれた感じも良く再現されていて、いい感じです。
サイトの下段には、但し書きが書いてあり、
「個人使用・企業内での使用はOKですが、商業使用(実際の印章の版下にして使用するような行為)は禁止します」
この文面をそのまま解釈すれば、ビジネスで活用するのはOKですが、このデザインを使って、新しいハンコは作らないでね…と言っている訳です。
今回の用途であれば、問題ないと思い、活用させてもらいました。
②エクセルのプラグインソフトを活用する
色々探していた所、もっと良い方法がある事が解ってきました。フリーソフトのダウンロードで、エクセルに直接プラグインソフトで使用する、
「EXCEL電子印鑑」と言う無料ソフトがある事が解ってきました。
https://www.vector.co.jp/download/file/win95/business/fh725625.html
プラグインが上手く行くと、エクセル上でプルダウンメニューが開きます。様々なデザインの印面を作る事が出来るので、非常に便利です。
ネット上には、探せば問題解決の情報が色々出てきます。
本当にすごい世の中になったものです。