2月15日、今話題の、音声SNS「clubhouse」で、【世の中のニオイとクサイに挑む、スペシャリスト2人の座談会】と言うroomを立ち上げ、運用を始めて見ました。
第1回のテーマは、「使い捨てのマスクは、2度クサイ!」です。
以前、ブログでご紹介した。こちらの記事がベースになっています。
https://www.nakajomotoo.com/nichijo-20201130-6/
その他に、におい刑事とコラボして、色々な臭い談義に花を咲かせます。
その中で、ペットの肉球の話題に話が及びました。
臭いは、「言語化」する事で、イメージがハッキリしてきます。
ちょうど、リスナーさんの中で、ペットを飼っている方がいて、スピーカーとして登壇してもらいました。
その方曰く、「うちの子の肉球のニオイは…クラッカーの香りがする」と、仰っていました。
実は、犬の肉球のニオイには、深い意味があります。
汗腺が無い犬は、体温調節を、呼吸・舌・肉球から行っています。皮脂腺から出る汗の臭い、雑菌と汚れが集まって、独特なニオイを発するようになります。クラッカーの他に、バター味のポップコーンと言うニオイの表現をする飼い主さんもいます。
ただ、肉球の役目はそれだけではありません。
実は、東洋医学の診断にも役になっているのです。
私達東洋医学を実践するものは、患者さんから発する、色々なシグナルサインを見逃さないようにしています。それは、舌診・脈診はもとより、顔色、爪の色、大便・小便、味の好みなどなど、問診で伺います。
実は、動物の世界にも「肉球診」と言うものがあります。
『かまくらげんき動物病院』のサイトから引用してみます。
https://www.genkivet.com/wp-content/themes/ZeroTheme/images/pdf/niku.pdf
見て分かるように、東洋医学の舌診をベースにしている事が分かります。
ヒトの舌診などと同じように、「色」「形」「ニオイ」などの情報で、気虚・血虚・陰虚、陽虚、痰湿・お血などの診断が出来るようです。
目下の所、第2回以降の企画も目白押しです。
Clubhouseは、フォロワーが増えてきて、1000人を超えると、千を表す略語として、「K」の文字が適用されます。
ニオイを生業とするニオイ刑事と協力して、「K」の称号をゲットできるように精進してみます。