パソコンの動作が重い、身体も重だるい。その共通点とは?

 

コロナ肺炎の影響を受けて、2021年7月より、「在宅型・口臭対策プログラム」の通販商材を企画し、遠方にいながら、口臭対策ができる商材を開発しました。

 

その中で、患者さんへの動画配信を定期的に配信していく所が、付加価値になっています。その為に、下り速度よりも、上り速度の速い高速インターネット環境が必要になり、「NURO光」を契約して、動画をアップロードする速さを獲得しました。

 

運営母体は、天下のSONYです。

 

実は、NUROを選んだ理由には、もう一つあります。NUROを契約すると、SONYが提供するセキュリティソフト「カスペルスキー」が、5人のアカウントが無料で付帯する所も魅力でした。

 

それまでは、EPSONが提供する「eset」と言うソフトを、コストをかけて運用していたのですが、ちょうど、契約期間が切れるタイミングだったので、カスペルスキーに乗り舞えることを前提に、NURO導入に踏み込みました。私にとっては、渡りに船・一石二鳥だったのです。

 

Esetの契約満了を待って、再更新はしないで、カスペルスキーに乗り換えます。

 

ところがです。

 

口臭測定に使う、仕事上重要なパソコンに、カスペルスキーのセキュリティソフトをインストールしてから、何とも動作が重いのです。

このパソコンは、Windows10が出た時にすぐに買い替えたので、もう、5~6年お付き合いです。パソコンのスペックも、2世代くらい古いです。以下に上げる不具合は、もしかしたら、最新のパソコンでは、起きない現象なのかもしれませんが、私が体験した、客観的事実なので、隠さず紹介したいと思います。(誹謗中傷する意図はありません)

 

 

【セキュリティソフトによる動作不良】

① 口臭測定をするオーラルクロマのソフトを立ち上げて、1万人以上登録している患者登録画面を開くのに、今までのesetは、1分くらい待てば、画面表示したのですが、カスペルスキーの場合は、5分以上、時間がかかるようになってしまいました。

 

ハードディスクの作動ランプを見ると、チラチラスキャンしていることが伺えます。

「なにも、毎回、チェックしなくてもいいのに」

と思いながら、イライラして待つわけです。当初、私は、この現象が、パソコンが古くなったことによる、劣化現象だと、ずっと思っていました。

② パソコン歴35年の中で、今まで見た事もないエラーメッセージが出てきました。

「メモリが一杯なので、パソコンの動作が完了できません」と言うウィンドウが開き、プリントアウトの作業が、一切できなくなる始末です。しかも、ワードの文章は、フォントのバランスが崩れ、文字化け風になっています。

 

こうした現象は、非常に焦ります。

大抵の場合、パソコンが壊れる前兆である事が多いからです。

(この時点でも、セキュリティソフトのせいでは無く、パソコンの劣化だと思っていました)

 

幸い、再起動をかければ、メモリがリセットされて、再び作業は出来るのですが、1日に、何回も「メモリが一杯になった」のメッセージが出るので、仕事にならないのです。しかも、再起動する時間も、完全に立ち上がるまで、5分以上かかる始末です。オーラルクロマの画面を開くまで、さらに5分が加算される訳ですから、10分以上、仕事ができません。

 

③ メールの添付ファイルを勝手に削除する

歯科の保険診療の請求には、レセプトコンピューターのソフトを使います。点数改正の時は、レセコンメーカーから、メールの添付ファイルで、重要なデータが、ユーザーの元に届くようになっています。

そして、このカスペルスキーと言うソフトは、なんと、

 

「非常に疑わしい危険な添付ファイルが届いているので、こちらの方で、削除しておきました」

 

と言う、余計なおせっかいをしてくるのです。

しかも、その知らせが、右下のプルアップメッセージで1回表示されるだけなので、それを見逃した場合、何があったのか?全くわからないままになってしまいます。

カスペルスキーの管理画面に出向き、格納されたフィルダを開き、元に戻そうとしますが、

なんと、届いた添付ファイルの「怪しい所だけ一部」を切り離して、削除してしまうのです。

元に戻そうとしても、本来のソフトを、どの様に復帰させたらよいか?素人には分かりません。

 

せめて、削除してもいいですか?のイエス・ノー位は、ユーザーに聞いてもらいたい所ですが、問答無用で実行します。

 

その他にも、数え上げたらキリがないのですが、何かにつけて、出しゃばってきます。何となく、

「ぼく、一所懸命、頑張っているでしょ!」「ほめて・ほめて」と言う声が聞こえて来るようです。

 

これに対し、Esetは、とても奥ゆかしくて、陰でひっそり、縁の下の力持ちで機能している感じで、とても安心できるのです。本当にイザっていう時だけ、忠告してくれる、頼もしさがあります。

 

これだけの不具合を、最初は、パソコンが古くなったからと思っていました。突然、プッツンされたら非常に困ります。ちょうどのタイミングでWindows11が出たので、やむを得ず、新品パソコンを購入するに至りました。

 

その後、カミさんが、新しくesetのソフトを有料で購入したので、カスペルスキーをアンインストールして、1ユーザー分、わけてもらって、esetを再インストールして、今までのパソコンを元の状態に戻したのです。

 

すると、何とナント、動作が物凄く軽くなったのです。

やっぱり、悪さをしていたのは、カスペルスキーだったのです。

 

よく考えて見れば、パソコンにとって、セキュリティソフトは、後から入ってきた、余分なものです。この厄介な病理産物が被る事で、パソコンも重だるさ、動作不良を起こす事は十分考えられるのです。

 

実は、この余分な病理産物が増える事は、私達の健康にも影響を与えていて、身体のバランスは阻害され、パソコンと同じように「重だるさ」「疲れ」「倦怠感」がでてくるのです。

 

【体質別・重だるさのタイプ】

① 気鬱疲れ

日々の生活で、色々なストレスが重なり、心身が疲弊すると、精神的に不安定になり、「気」が損耗します。さらに、その気を無理して抑え込もうとすると、鬱屈してきて、イライラ・怒りっぽい・憂鬱・クヨクヨ・ため息・落ち込むなどの随伴症状が出てきます。

 

② 気血不足疲れ

女性の場合、生理の時は、「血」が不足しがちです。その他、大きな外傷を負った時も、気と血を損耗します。すると、身体の隅々にまで、栄養が行き届かなくなるので、疲れと共に、顔色が優れない・眠さ・健忘・肌荒れ・髪の毛のパサつきなどが随伴してきます。

 

③ ジャブジャブ疲れ

日本は、海洋国なので、民族的に水っぽくなりやすい下地があります。そこに加えて、暴飲暴食などで、必要以上に水を取り込むと、身体がその水分をさばけなくなり、「水毒」が溜まってきます。加えて、新陳代謝が悪化すると、ますます悪循環を繰り返し、水滞体質なります。身体や頭が重だるく・むくみ・めまい・関節の渋りなどが随伴してきます。

 

パソコンも、ヒトの身体も、酷使すれば疲れ果て、動作が重くなります。快適なセキュリティソフトを使って、仕事に役立てたい所ですね。