まずは、この動画を見て欲しい。
私は、子供の頃から、変身願望が強く、自己表現の一環として、自分とは違う者への変容を夢見てきました。
トンでも科学好きなのも、宇宙人・守護霊・超能力者へのあこがれや、そうした方とコンタクトを取り、現在の自分を、違った存在へ変身したいと言う願望があったからだと思っています。
その為に、女性性を学ぶために、女装の勉強会に参加したり、
コスプレをしたりして、女の子ヒーローになったりする事も夢見てきました。
そんな中で、「オレの探していた到達点は、コレだ!」と言う物に出合ってしまいました。
それが、「バ美ボ」と「バ美肉」です。
バ美ボとは…バーチャル・美少女・ボイス
バ美肉とは…バーチャル・美少女・受肉(肉体)の略です。
上記の動画のうP主も、実は、中身は男性の方です。
●簡易モーションキャプチャで、自分の動きを、画面の美少女とシンクロさせ、
●ボイスチェンジャー(ボイチェン)によって、可愛い女の子の声を再現しているのです。
まず、簡単に出来そうだな…と思った、バ美ボの方から挑戦だ!
という事で、幾つかのボイスチェンジャーを、ダウンロードして、自分の声を変換してみますが、うP主のように上手く出来ません。
実は、可愛い女の子の声を出すには、それなりの努力が必要な事が、段々わかってきました。
「沼」の誕生の瞬間です
実は、ボイチェンで可愛い声を演出するには、「ピッチ」と「フォルマット」と言う補正をかけるのですが、どんな声でも、上手く変換してくれる訳ではありません。
【バ美ボへの道】
① まず、ガラ声・だみ声・かすれ声であっても、自分のデフォルトの声を、ボイチェンにかけてみます。当然、女の子の声には聞こえません。
② 次に、その中でも、一番それらしく聞こえるボイスを、録音機能を使って、記録に残しておきます。
③ そして、普段から、その変換された声を、繰り返し繰り返し聞いて、耳を鳴らします。
④ 加えて、自分の声を発生する時に、その声に近づけるように、自分の声を作っていきます。
⑤ 最終的に、自分の声の中でも、女の子の声らしくなった声に、ボイチェンをかけてみます。
こうする事によって、ピッチとフォルマットの補正幅が、うんと少なくなって、より、可愛らしい声になっていきます。
要するに、まずは自分の「声帯で」ボイチェンをかけてみろ!…と言う訳です。
私も1週間くらい練習をした事で、最初の頃に比べれば、見違えるように「いい感じ」になりました。ただ、まだまだ、うP主ほどうまくは出来ません。
今年の日本口臭学会は、去年、登場してもらった、ゆっくり魔理沙と霊夢のキャラクターを使う事を禁じられました。
「口頭での口演のみ」と言う制限がついてしまいました。
リアルタイムで、マイクを通じて、その場で話す事を求められています。
今年もまた、還暦オヤジのガラガラ声よりも、若い感じの女の子の声の方が聞き取りやすい事を訴求する形で、今年は、ボイチェンをかけて発表したいと考えています。
大会委員長からは、発表の第2部を作って、そこで、魔理沙と霊夢を使う事は問題ない…と言う「お墨付き」を頂戴しているので、学会発表に続く後半部を作成し、そこで、二人に登場してもらおうと考えています。
【バ美肉への道】
こちらに関しては、少々、リサーチが必要です。アバターのキャラクターをサクサク動かすためには、パソコンのスペックも求められます。2Dのキャラクター作りをする為のソフト、WEBカメラ、コンデンサーマイクなど、事前にコストをかけて設備が必要です。
そうは言っても、パソコンは、上位機種になると20~30万円、ソフトは数万円、カメラやマイクは、数千円で事足ります。
読み込み媒体が、カセットテープ、8インチのフロッピーディスクを使っていた、40年前から比べれば夢の様な進歩です。
ドット絵のキャラクターから、グリングリン動く立体キャラに変貌したのです。パソコンも進歩していないようで、ゆっくりと進化しているのです。
還暦オヤジが作った、バ美肉の萌え系キャラで、口臭関連の情報を、自分の声のバ美ボで解説する動画を作る事が、今年の目標になってしまいました。
パソコンライフ40年の集大成として、何とか完成させたいと考えています。