スマホ内斜視は、このツボで治す

 

スマホの普及に伴う、長時間使用によって、近年増えているのが「スマホ内斜視」です。こうした体の変化も、スマホブスの範疇に入ります。

 

急性内斜視は、殆どの場合、ある日突然発症し、左右のどちらかの目が、寄り目のように内側に傾いてしまう症状を指します。

 

これは、スマホの小さな画面を、長時間、凝視した事により引き起こされ、若年者の子どもに発症しやすい傾向にあります。特に、6歳までに急性内斜視が発症すると、立体感を認識できなくなってしまうので、要注意です。

 

【斜視に効果が見込めるツボ】

陰陽五行説では、肝の気の流れは、目に開竅する…と解釈しています。ストレスで、眉間にシワが寄ると、目を大きく開くことが出来ない人相になり、肝の気が、スムーズに出ることが出来なくなるので、ますます悪循環を繰り返し、気をため込んでしまうのです。

 

ツボの目的は、まず目の周りのこわばった眼輪筋の緊張をほぐすところから始めます。

 

晴明

せいめい
目頭から少し鼻よりのくぼみ

攅竹

さんちく
眉頭のくぼんだ部分

魚腰

ぎょよう
眉の中央部、やや下にある

糸竹空

しちくくう
眉毛の外側の端のへこんだ所にあります

瞳子リョウ

どうしりょう
目尻の際から、さらに指1本分外側に位置

太陽

たいよう
こめかみから目尻に、少しくぼんでいるところ。

上記のツボを、清明から始まり、攅竹→魚腰→糸竹空→太陽→瞳子りょう→清明へと戻るように、母指の腹でツボをあてゆっくりと押しながら小さな円を描くように、3分間ほどマッサージをします。

 

加えて、頭頚部の筋の緊張をほぐすために、うなじに位置する「天柱穴」、手の親指と人差し指の間にある「合谷穴」を、お風呂上りに揉み解すだけでも、軽度の内斜視は緩んできます。