アバターのキャラ設定とは?

 

3年前より、アバター活動を活発化させ、学会発表でも、ゆっくり魔理沙・霊夢に、2年間登場してもらい、今年は、その発展形として「四国めたん」ちゃんにも、登壇してもらいました。

 

そして、マルチバースに存在するアバターちゃんが、現実世界にもちょくちょく顔を出すようになったので、アバターとの付き合い方には、一定のルールが必要になりそうです。

 

今までのアバターちゃんは、無料で提供される既存のものを活用しています。ゆっくり魔理沙・霊夢も、その出自は、以前のブログでも紹介しました。

四国めたんちゃんは、けっこうぶっ飛んだキャラ設定です。メタンハイドレートを採掘することを信条とし、普段は、ピンク色のメイド服ですが、採掘するときは、ドリルを片手に、「漆黒のめたん」に変身します。

 

 

もし、第3のオリジナルアバターを生み出すとしたら、そのキャラ設定を私自身が作り出さなければなりません。もし、初期設定なしに活動を始めてしまうと、プレゼン動画の時に、個性が反映されなくなり、キャラとして「持ち味」が乏しくなり、説得力のないプレゼンになってしまいます。

 

私と別人格として、アバターちゃんを一本立ちしたキャラに育てるためには、初期のキャラ設定が重要であると考え、私が理想とするアバターちゃんを想定してみました。

 

【アバターのキャラ設定】

キャラ作りに役立つ3つの要素とキャラクターへの質問集

アバターのキャラクター作りで最も重要なのは、その人物について、本当に細部まで深堀することが出来るか?にかかっています。どんな人生を歩んできたのか、何が好きなのか?どんなミッションを持っているのか?などです。

 

まず、アバターちゃんの「目的・役割」を設定してみましょう。仮に動機も目的も明確でなく、運用してしまうと、視聴者にメッセージは伝わりません。どんなポジションなのか?その立ち位置がシッカリすると、動画作成もイメージしやすいです。

 

その為に、

1.アバターちゃんのキャラクターを「ポジション」「性格」「職業(立場)」という視点から設定してみましょう。3つの要素から考えていく構造的手法。

 

●ポジション:これは、私の最もよき理解者というポジションです。いうならば、当院のアバター社員といったところでしょうか?

 

●性格:これは、私が敬愛するシュールなギャグアニメ、あらゐけいいち先生原作の、「日常」に登場する、ロボの「なのちゃん」を想定しています。自分を作ってくれた子供の博士のことが大好きで、博士のためなら何でもする…本当に愛おしいキャラです。想定しているアバターも、悩んでいる方に寄り添い、相談に乗ってあげるキャラにしたいです。

 

 

●職業:これは、当院における歯科助手という立ち位置です。歯科領域全般について、豊富な知識を有しています。聞かれたことは、親身に相談に乗ってくれる、頼もしいキャラです。

 

2.アバターちゃんに、私のほうから質問をして、アバターちゃんの「履歴書」を作ってみる。

 

●趣味:野山を散策し、珍しい石を拾って帰ること

●好きな食べ物:メンマ・もやし・紅ショウガ、湿気ったせんべい

●休日の過ごし方:ブログのネタ探し、スタバでオリジナルコンテンツ作成

●好きな漫画:『日常』『ファーストガンダム』『伝説巨神イデオン』

●出生地:熊本県

●家族構成:両親と、年の離れた妹

●探求していること:ムー的知的好奇心、特にUFO系

●幼少期:大のへそ曲がり、超マイペース、協調性なし

 

3.アバターちゃんの行動様式、「ポリシー」と「動機」

 

●アバターの「ポリシー」は、悩みの深い「口臭」という問題に対し、信念をもって有益な情報を提供することです。

それは、西洋医学的に理論が確立されたエビデンスに加え、東洋医学的な新しい解釈を盛り込み、口臭に悩んでいる方の水先案内人になることです。

 

●アバターの「動機」は、口臭からの完全な離脱をするには、どういった解釈が必要なのか?口臭の種類、口臭発生のメカニズム、原因、対処法などを、分かりやすく解説することにあります。

そして、口臭の悩みから解放された後、就活や婚活へのチャレンジ、新しい趣味への挑戦、友人との旅行、営業成績の向上など、患者さんが抱く最終到達点を目指すための、一助となりたいと思ったことが、動機になります。

 

アバターの活動は始まったばかりです。

私という人格に、アバターの占める割合がドンドン占めた場合、私自身の性格も変容していくかもしれません。もうすぐ前期老人の仲間入りですが、アバターのキャラを踏まえ、さらに魅力的な人間になっていければ、この取り組みも、意味のあるものになっていくと思っています。