電気料金を何とか減らしたい…プロジェクト発動

 

今年になってからの、電気料金の高騰は深刻です。電気使用量・料金アプリで、去年との比較をしてみると、使用量は殆ど違わないのに、料金だけ、ほぼ5割増しです。

 

 

「何とかしなければ…」という事で、知恵を絞りました。

 

わが家は、店舗併用なので、多い時は、1カ月:500kw以上使う月もあります。1kwの単価は、約30円です。40A契約なので、基本料金もお高めです。

24時間空調で、低電圧契約もしているので、1カ月の電気代は、ゆうに30,000円を超えてきます。

 

電力の自由化に伴い、東京電力以外にも、多くの選択肢が出てきました。そこで、ネットの電気料金比較サイトを調べて、「これは!」と言う物を見つけて、いざホームページに飛んでも、

 

「現在、新規契約は中止しています」の、オンパレードです。

 

話は変わりますが、私の自家用車は、電気自動車です。日本の充電規格のチャデモは、充電と給電の両方ができます。

 

「V2H」と言う、家庭用充放電インバーターを設置すれば、電気自動車のバッテリーから、家庭で使用する電力を吐き出す事が出来るのです。

 

そして、そして、「町エネ」と言う電力会社が、最近になって、新規受付を再開しました。

その契約内容の中には、深夜1~5時迄の4時間の間、電気自動車への充電は、タダで充電できるプランがあります。我が家の家庭用充電器は、200V、30Aで出力できるので、1時間で、6kw相当が充電できる計算です。4時間で、24kw分の電力を、無料で充電できるのです。

https://www.machi-ene.jp/plan/ev/

 

仮に、このバッテリーで溜めた電力を、家庭用に吐き出せば、12時間位は賄えそうです。

 

計算上は、1カ月500kw使用していた電力を、半分以下に引き下げる事も可能かもしれません。

 

ただ、V2Hの設置には、見積もりを取ると、150万円ほどのイニシャルコストがかかります。その内、100万円ほどは、国からの補助金が出るので、実質、50万円の負担で、導入する事が出来ます。

 

1カ月、2万5千円の電気代が浮いたとして、20カ月で償還できる計算です。

 

現在の電気自動車は、あと4年は所有する予定なので、3年目からは、コストがプラスに傾きます。毎日、充放電する関係で、バッテリーの劣化も心配ですが、1年点検の時には、劣化率は0%でした。

 

もし、充電貯金がたまれば、次の買い替えの資金にも計上できます。

もしかしたら、殆ど、基本料金の電気代だけで、運用できる事も、夢ではないかもしれません。

 

実際に導入を終えて、仮説通りにコストが軽減できたら、また、レポートしたいと考えています。